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世界の音楽情報誌「ラティーナ」

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2021年4月の記事一覧

[2019.06]追悼ベッチ・カルヴァーリョ 〜 誇り高き炎のサンバ闘士〜

文●佐藤 由美 text by YUMI SATO  4月30日、〝パゴーヂのマドリーニャ(代母)〟〝テヘイロ(サンバ奥義の場)の女神〟〝サンバの女王〟と謳われた女性歌手が、年明けから入院中だったリオ市内の病院で72年の生涯を閉じた。死因は敗血症。葬儀は5月1日、ボタフォゴ・クラブでいとなまれた。  おそらくベッチほど、日本でサンバに親しむファン、歌と演奏を志す人々に絶大な影響を与えたシンボルはいまい。とりわけ70年代後半以降、どれほど多くの者がベッチを通して珠玉のサンバ

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[2019.06]サンバとサンビスタたちのゴッドマザー、ベッチ・カルヴァーリョ、永遠に!

文●アルセウ・マイア text by ALCEU MAIA  ベッチ・カルヴァーリョは、とても若い頃から、僕がプロのミュージシャンになるその前から知っている。彼女は僕の親戚の家で開かれるミーティングに出入りしていて、さらに僕の叔父と彼女の叔母が結婚したことで、家族的なつながりもできた。出入りしていたミーティングで彼女と知り合い、僕はミュージシャンとしてのキャリアの初期を歩みはじめていたのだが、彼女はライヴミュージシャンとして誘ってくれ、一緒に小さいグループを結成した。彼女は

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[2021.04]日本のラテンシーンを作ってきた人たち〜ブラジル音楽編《特別編》〜

文●中原 仁 text by JIN NAKAHARA  本エントリーは、5/5(水)からは、有料定期購読会員の方が読める記事になります。定期購読はこちらから。  「日本のラテンシーンを作ってきた人たち~ブラジル音楽編」を2回にわたって書きながら、脳内を駆け巡っていたことがある。時代と共に、ブラジルと日本の音楽家同士の交流を通じ、いわゆる "ブラジル音楽" の枠に収まりきらない、シンプルに "音楽" と呼べるものが増えてきた。ブラジルの音楽家の録音に、ブラジル音楽の専門家

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[2021.04]ラティーナ流 おいしいワールド・レシピ⑨ ブラジル料理 タブーレ(挽き割り小麦のサラダ)〜Tabule〜

文と写真●東 千都(ラティーナ編集部)  本エントリーは、5/5(水)からは、有料定期購読会員の方が読める記事になります。定期購読はこちらから。   今月はブラジル料理のサラダをご紹介します。キビ(Kibe)と呼ばれる挽き割り小麦に、シュラスコで出てくるヴィナグレッチ(Vinagrete)を和えたヘルシーなサラダです。

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[2021.04]【太平洋諸島のグルーヴィーなサウンドスケープ⑨】こうして、ミステリーツアーが始まりました ―パプアニューギニア in 1993―

文●小西 潤子(沖縄県立芸術大学教授)  本エントリーは、5/5(水)からは、有料定期購読会員の方が読める記事になります。定期購読はこちらから。   パプアニューギニアと聞いて、どんなイメージが浮かびますか?テレビ番組で紹介される「不思議の国」?それとも、ギニア共和国と名前が似ているのでアフリカ??―パプアニューギニアは、地理的にはインドネシアの東、オーストラリアの北、ニューギニア島の東半分と周辺の島々からなる島嶼国で、文化的にはメラネシアです。  1980年代半ば前後

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[2021.04]1968年の5月に『Tropicália』がリリースされました。名曲「Baby」を紹介します【ブラジル音楽の365曲】[4/26〜5/2]

面白くてタメになる1日5分の音楽鑑賞「ブラジル音楽の365曲」[4/26〜5/2] 文:花田勝暁(編集部) 3月1日から「ブラジル音楽の365曲」をスタート。  ブラジル音楽やブラジル文化についての情報を盛り込んで、面白くてタメになる1日5分の音楽鑑賞の場を提供できたらと思っています。毎日更新で、この投稿から9週間目に入ります。これまで紹介した曲のリストがあると良さそうですね。ぼちぼち用意します。  平日は、毎日午前中の更新を予定しています。休日分は、遅い時間のこともある

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[2021.04]【連載 アルゼンチンの沖縄移民史⑤】移民女性の経験

文●月野楓子  前回の連載を書き上げた直後の3月8日は「国際女性デー」であった。この数年は日本でも新聞で特集が組まれたり、テレビやネットのニュースでも取り上げられるようになってきた。人生の諸先輩方による時代錯誤の発言には毎度驚かされるが、日本における積年のジェンダー問題は確実に社会に共有されるようになってきたと言えるだろう(もちろんそれは、これまで異議を唱え議論を続けてきた別の諸先輩方の闘いの功績である)。  本連載との関連でいうと、ラテンアメリカの国々では「国際女性デー

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[2021.04]【島々百景 第59回】 秋田県 その2

文と写真●宮沢和史  自分は生まれた時から身体が弱く、小児喘息を患っていて、かかりつけの内科の先生からは “風邪の神様” というありがたい汚名を授かり、発育も遅く、身体も小さく幼稚園をよく休んだ。小学校1〜2年生まではそんな調子だったのだが、3年生になり、高学年の先輩との集団登校が終わると近所に住むある同級生がよく声をかけてくれるようになり、登下校を共にする時間がひとつの楽しみになった。荒川という甲府盆地を流れる川の近くに僕らは住んでいたのだが、その男の子がある時、荒川へ釣

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[2021.04] 連載④音楽が世の中を大きく変えた時代〜バスク国の多彩で力強い民族の声...

文●本田 健治 texto por Kenji Honda  フラメンコが好きで、とにかく一度は、と出かけたほぼ半世紀前のスペイン。アンダルシアでのフラメンコ体験も濃かったが、それ以上に、あの国を取り巻く音楽性の広さを知ったことが一番だった。当時はあの悪名高いフランコの圧政が最終版の時代。表面だっては見えないにしても、フランスに近いカタルーニャやバスクを中心に、反フランコの力強い歌が次々と誕生していた。春から夏にかけてアンダルシアで開かれる熱狂のフラメンコ・フェスティバルを

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[2021.04]4月25日は、ジョタ・クエストの代表曲「Fácil」を紹介【ブラジル音楽の365曲】[4/19〜4/25]

面白くてタメになる1日5分の音楽鑑賞「ブラジル音楽の365曲」[4/19〜4/25] 文:花田勝暁(編集部)  3月1日から「ブラジル音楽の365曲」をスタート。  ブラジル音楽やブラジル文化についての情報を盛り込んで、面白くてタメになる1日5分の音楽鑑賞の場を提供できたらと思っています。毎日更新で、この投稿から8週間目に入ります。  平日は、毎日午前中の更新を予定しています。休日分は、遅い時間のこともあるかもしれませんが、ご容赦ください。 先週の分↓ 4月25日。「

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[2021.04]「ラ米乱反射」電子版 第8回 ペルー大統領決選投票は「異端」同士の争い|エクアドールでは右翼財界政権が復活|ボリビア政権党が地方選で退潮|ルーラ元ブラジル大統領は被選挙権回復

「ラ米乱反射」電子版 第8回 ペルー大統領決選投票は「異端」同士の争い エクアドールでは右翼財界政権が復活 ボリビア政権党が地方選で退潮 ルーラ元ブラジル大統領は被選挙権回復 文●伊高浩昭(ジャーナリスト)  2021年4月11日は南米3カ国の「選挙の日」だった。チリの新憲法起草会議代議員選挙も当初この日に予定されていたが、コロナ疫病COVID19の蔓延で外出規制発動を余儀なくされたため、投票は5月16日に延期された。  一方、ブラジル最高裁は4月15日、ルーラ元大統領

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小松亮太インタビュー (1) 著作「タンゴの真実」編

 文●吉村俊司  ピアソラ生誕100周年というタンゴ界にとってひとつの節目の年である今年、著書『タンゴの真実』を発表し、またアルバム『ピアソラ:バンドネオン協奏曲 他』のリリースを控える小松亮太氏にお話を伺った。  白状しておくとこのインタビュー、当初はアルバムについて語っていただくのがメインの予定だった。しかも私が彼の著書を手にしたのはインタビュー当日の朝。そんなわけで、本についてはどの程度お話を聞けるか未知数の状態で臨んだのだが、いざ話が及ぶとものすごい熱量で大いに語

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[2016.06]連載 小松亮太のタンゴ場外乱闘 #1 編曲残酷物語

文●小松亮太 text by RYOTA KOMATSU  小松亮太さんの著書『タンゴの真実』が発売されたことを記念して、過去の月刊ラティーナに連載した記事を掲載致します。  「30歳代近辺の読者と年齢も近く、実力も知名度もある亮太さんにぜひ新連載を」というお話をいただいた。タンゴに纏わる、なるべく今まで語られて来なかったこと(裏話から専門的な音楽論、個人的体験記から与太話まで)を中心に一生懸命書かせていただこうとは思うが、そもそも冒頭に挙げた坂本 悠さん(本誌スタッフ)

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[2016.07]連載 小松亮太のタンゴ場外乱闘 #2 昔よりも現在の方がずっといいことだってあるぞ!

文●小松亮太 text by RYOTA KOMATSU  小松亮太さんの著書『タンゴの真実』が発売されたことを記念して、過去の月刊ラティーナに連載した記事を掲載致します。  早くも連載第2回目である。さあどうしよう。人というものは現在の話題に惹かれるものなのだし、僕だって昔話しかできないタンゴ・マニアのようにはなりたくない。難しいけれども、半世紀前には力を失い始めたと言われるこのジャンルだからこそ「昔は良かった」だの「また誰かが死んだ」というのではない、前向きなコラムに

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