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#花田勝暁

[2022.3]早川 純 インタビュー|新作ソロバンドネオン・アルバム『Bandoneon errante / さすらいのバンドネオン』
インタビューと文:花田勝暁 気鋭のバンドネオン奏者、早川純が2018年のソロバンドネオン・アルバム『Caja Magica(カハ・マヒカ)』以来、4年ぶりとなる2ndソロバンドネオン・アルバム『Bandoneon errante / さすらいのバンドネオン』をリリースする。ライフワークとして毎年実施しているソロツアーを通してたどり着いたソロ・アルバム第二弾。 「前作以上にじっくりと時間を掛けてアルバムを制作した」と早川が言う本作は、ライブ感を重視した前作とは趣を変え、緻

[2022.2]いま最も輝ける存在、サンパウロの女性シンガー、ヴァネッサ・モレーノ(Vanessa Moreno)へのロング・インタビュー
音、沈黙、強烈な感情。世界を感じ、それと相互に作用する歌とインストゥルメンツ。ブラジル音楽の新しい可能性を探るダイビングへのご招待。サンパウロの女性シンガー、ヴァネッサ・モレーノ(Vanessa Moreno)へのロング・インタビュー インタビューと文●伊藤亮介(大洋レコード) サンパウロの新潮流、ノーヴォス・コンポジトーレスから彗星のように出現したスター。ヴァネッサ・モレーノの歌とフィ・マロスティカのベースからなる異色のデュオ作『Vem Ver』で我々の度肝を抜いてか

[2021.09]【シリーズ:ブラジル音楽の新しい才能②】 マリア・ルイーザ・ジョビン(Maria Luiza Jobim)
e-magazine LATINA によるブラジルのポピュラー音楽の中で頭角を現し始めた新しい才能を紹介するシリーズです。レポートは、ブラジル人音楽ジャーナリストのヂエゴ・ムニス。まずは、ブラジル音楽史に名を刻む偉大な音楽家の遺伝子を受け継ぐ才能から数名紹介します。 本エントリーは、9/10(金)からは、有料定期購読会員の方が読める記事になります。定期購読はこちらから。 ジョアン・ジルベルト、カエターノ・ヴェローゾ、マリーザ・モンチ、シコ・セザールなど才能を持つ数

[2021.08]ハウル・セイシャスの「Metamorfose ambulante(終わりなきメタモルフォーゼ)」を紹介【ブラジル音楽の365曲】[8/16〜8/22]
文:花田勝暁(編集部) 前回の投稿で、 ※7月はじめの自社主催イベントの準備が本格化してきているため、毎日更新するのが難しくなってきました。7月初旬まで更新頻度が少なくなります。 と書いてから、7月初旬どころか、8月中旬まですっとんでしまいました!「ブラジル音楽の365曲」を再開したいと思います。 8月21日「Metamorfose ambulante(終わりなきメタモルフォーゼ)」 8月21日は、バイーア生まれのブラジリアン・ロックの革命家、ハウル・セイシャス(