世界の音楽情報誌「ラティーナ」

[2011.03] 特集:ウルグアイ音楽 ─ Música Popular Uruguaya (MPU)の広がり

文●西村秀人 写真●谷本雅世 texto por HIDETO NISHIMURA / fotos por MASAYO TANIMOTO 文中にあるCD30選は、以下のリンクよりご覧いただけます。(編集部) ◆エドゥアルド・マテオ以降の流れ ビートルズとボサノヴァの波をヒントにしたウルグアイ音楽の新たな流れはエドゥアルド・マテオのオリジナリティあふれる音楽によって、より大きな可能性を開かれることになる。その流れにもう一つ影響を与えるのが1970年代のラテンアメリカ全体を

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[2011.02]ウルグアイ・アーティスト名鑑~偉大なるビッグ・アーティストたち

文●西村秀人、谷本雅世 ◆アルフレド・シタローサ Alfredo Zitarrosa  1936年モンテビデオ生まれ。ウルグアイの「語り」を象徴する歌手。文学青年だったシタローサはラジオのアナウンサーとして働いた後、1964年旅先のペルーで歌手としてデビュー、帰国後録音した自作「ある娘のためのミロンガ」がヒット、当時アルゼンチン音楽に独占されていたウルグアイのヒットチャートで初めて1位を獲得したウルグアイ音楽家となった。ほどなくアルゼンチンでも人気を得るようになり、順調に

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[2011.02] 特集:ウルグアイ音楽 〜その小さくも豊かな国の音楽文化の広がり〜

文●西村秀人 写真●谷本雅世   アルゼンチンとブラジルという南米の2大国にはさまれた小国ウルグアイ。この地域の音楽について、アルゼンチン音楽やブラジル音楽のファン、それぞれの立場から関心をもつ人は多い。しかし日本へのCD輸入が難しく(信じられないかもしれないが、隣国アルゼンチンでもウルグアイ盤CDを見かけることは稀なのである)、広く紹介する機会は限られてきた。しかし今回ウルグアイ便の充実を今後期待する意味も含め、ウルグアイ音楽の特集を2回に渡っておとどけする。何より人口3

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[2021.12]現代ウルグアイ音楽事情(後編)

文●谷本雅世 texto por Masayo Tanimoto (PaPiTaMuSiCa)  前編では現代ウルグアイ音楽の主に男性アーティストについて紹介してきた。後編では現在も活躍中のベテランから新人にいたる新旧女性アーティストについてご紹介していきたい。ブラジルとアルゼンチンの両大国に挟まれた南米の小国ウルグアイでは様々な音楽が絶妙に交じり合い、影響を受けながらも独自の進化を遂げてきている点についてもその中で特筆したい。歌手や演奏者たちは、自身の国のアイデンティティ

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[2011.03] 新旧ウルグアイ名盤30選

選●谷本雅世・西村秀人 文●江利川侑介・谷本雅世・西村秀人 ①El Kinto 『El Kinto』マテオとラダを中心に結成されたバンド、エル・キント。欧米ロックからの影響を始点としながらも、ここで聴ける音楽は全くもってオリジナルである。マテオの図抜けた作曲編曲能力、ラダの湧き出るファンクネスが出会った結果、ウルグアイや南米といったカテゴライズを超越した名盤が生まれたのだ。(江利川) ◆Lion Productions <US> LION 612(2006年) (Orig

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[2011.03]「もう歌うのはやめない」 〜ディアン・デノア インタビュー〜 マテオとの出会いから肉親との別れまで、歌から離れ、歌に戻るその理由

文●西村秀人、谷本雅世  2009年3月、滞在先のホテルにさっそうとあらわれたディアン・デノア(正しい読み方はダイアンもしくはディアン・デノアだそうだ)。まだ日本でも滅多にお目にかかれなかった iPhone をあやつるその姿にただ驚嘆していると、そこに来たのはあの“トーテム” の元メンバーであり、ここ数年ディアンの伴奏をしているベーシスト、ダニエル・ロビート・ラガルデ。早速マテオのこと、最新作『キエン・テ・ビエラ』のことなどいろいろ訊いてみた。  ── 子供の頃、どんな音

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[2021.11]【連載 アントニオ・カルロス・ジョビンの作品との出会い⑪】ボサノヴァ期以前の作品から - Foi a noite

文と訳詞●中村 安志 texto e tradução por Yasushi Nakamura  1958年の名曲 Chega de saudadeを皮切りに、ボサノヴァと呼ばれる作品を次々と世に出していったジョビンは、これに先立つ時期にも、既に多数の素晴らしい曲を作っています。そうしたボサノヴァ以前の作品として、今回は、1957年に発売された女性歌手シルヴィア・テレスのLP 『Carícia』(愛の仕草)に収録されている、「Foi a noite(あれは夜だった)」をご

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[2021.11] ルベン・ラダ、スペインで大人気!初の日本全国公演前、スペインからのニュース!

文●編集部  11月23日から日本全国公演を行うルベン・ラダは、日本にやってくる前の11月3日から、スペインのマドリード、バレンシア、バルセロナ、マラガでの公演を敢行。各地とも「カンドンベの生ける伝説、ルベン”エル・ネグロ”ラダの10数年ぶりのスペイン公演!!!魔法の夜!!!」と大好評で、12日のマラガ公演を残して終了する。スペイン・ツアーの初日には、途中で、現在ヨーロッパでも超人気のウルグアイのシンガー&ソングライター、ホルヘ・ドレクスレルも彼のグループに加わって、カンド

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[2021.11]最新ワールドミュージック・チャート紹介【Transglobal World Music Chart】2021年11月|20位→1位まで【聴きながら読めます!】

 e-magazine LATINA編集部がワールドミュージック・チャート「Transglobal World Music Chart」にランクインした作品を1言解説しながら紹介します! ── ワールドミュージックへの愛と敬意を込めて。20位から1位まで一気に紹介します。 ※レーベル名の後の()は、先月の順位です。 「Transglobal World Music Chart」は、世界各地のワールドミュージック専門家の投票で決まっているワールドミュージックのチャートです。主

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[2021.10]最新ワールドミュージック・チャート紹介【Transglobal World Music Chart】2021年10月|20位→1位まで【聴きながら読めます!】

e-magazine LATINA編集部がワールドミュージック・チャート「Transglobal World Music Chart」にランクインした作品を1言解説しながら紹介します! ── ワールドミュージックへの愛と敬意を込めて。20位から1位まで一気に紹介します。 ※レーベル名の後の()は、先月の順位です。 「Transglobal World Music Chart」は、世界各地のワールドミュージック専門家の投票で決まっているワールドミュージックのチャートです。主な

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