世界の音楽情報誌「ラティーナ」

[2021.10] 映画評 『ジャズ・ロフト』『MINAMATA ─ ミナマタ ─』
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[2021.10] 映画評 『ジャズ・ロフト』『MINAMATA ─ ミナマタ ─』

カメラマンとして世界の頂点に立ったユージーン・スミスの、 その後の人生の流転を2本の映画が鮮やかに描き出す。 ※こちらの記事は、10/13からは、有料定期購読会員の方が読める記事になります。定期購読はこちらから。 文●圷 滋夫(映画・音楽ライター) Self-portrait, W. Eugene Smith, © 1959 The Heirs of W. Eugene Smith. ©1999,2015 The Heirs of W. Eugene Smith.

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[2021.09]映画評 『スイング・ステート』 『コレクティブ 国家の嘘』
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[2021.09]映画評 『スイング・ステート』 『コレクティブ 国家の嘘』

衆院選を控え、ちょうどいいタイミングで公開される 選挙と政治とメディアの関係に鋭く斬り込んだ傑作2本! ※こちらの記事は、9/22からは、有料定期購読会員の方が読める記事になります。定期購読はこちらから。 文●圷 滋夫(映画・音楽ライター)  ほとんど広報活動に見える自民党総裁選を大手メディアが無批判に垂れ流し(また電通が裏にいるのか!?)、野党にとってデメリットが大きくなる一方のこの狂騒が終われば、その後は衆院選だ。コロナ禍〜五輪/パラ五輪開催の流れの中、負う必要など

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[2021.08]映画評『ドライブ・マイ・カー』
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[2021.08]映画評『ドライブ・マイ・カー』

カンヌ脚本賞を受賞した濱口竜介監督の集大成にして最新型。 二つの孤独な魂がつかんだ真実の言葉の先に見たものは? ※こちらの記事は、8/25からは、有料定期購読会員の方が読める記事になります。定期購読はこちらから。 文●圷 滋夫(あくつしげお / 映画・音楽ライター) 8月20日(金)より、TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー! ©2021『ドライブ・マイ・カー』製作委員会 https://dmc.bitters.co.jp  濱口竜介監督は乗り物が好きだ。キャリ

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[2021.07]映画評『17歳の瞳に映る世界』『プロミシング・ヤング・ウーマン』

[2021.07]映画評『17歳の瞳に映る世界』『プロミシング・ヤング・ウーマン』

  女性の生きづらさや尊厳を正反対の表現で描いて、   世界が喝采を贈ったまさに今観るべき二本の映画。 文●圷 滋夫(あくつしげお/映画・音楽ライター) ※こちらの記事は、7/15からは、有料定期購読会員の方が読める記事になります。定期購読はこちらから。  奇しくも同じ日(先行上映を除く)に公開初日を迎えるこの二本の映画は、鑑賞後には全く正反対の印象を残しながらも、突き詰めて考えるとまるでコインの表裏のように一つのテーマが浮かび上がってくる。それは実際には男性が圧倒的に

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[2021.06]宮下ケレコン えりか【特集 私の好きなブラジル映画】

[2021.06]宮下ケレコン えりか【特集 私の好きなブラジル映画】

選・文●宮下ケレコン えりか 本エントリーは、6/9(水)からは、有料定期購読会員の方が読める記事になります。定期購読はこちらから。 【ブラジル映画について】  ブラジル映画との出会いは20年程前、リオデジャネイロのレンタル屋で借りた『Bicho de sete cabeças(七つの頭のケダモノ, 2000)』であった。精神科病院に入院させられた青年を演じた俳優が端正な顔をしていたこと、でもそれ以上にその演技力に度肝を抜かれたことを覚えている。映画の余韻をかみしめてエン

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[2021.05]中原 仁【特集 私の好きなブラジル映画】

[2021.05]中原 仁【特集 私の好きなブラジル映画】

選・文●中原 仁 本エントリーは、5/26(水)からは、有料定期購読会員の方が読める記事になります。定期購読はこちらから。  36年前、熱狂的にハマったブラジル映画がグラウベル・ローシャの作品たちだった。それまで、USAニュー・シネマに始まりフランスのヌーヴェル・バーグ、フェリーニやアントニオーニなどのイタリア映画を見てきたので、シネマ・ノーヴォの世界にスンナリと入りこめたのだと思う。今年はグラウベルの没後40年。特集再上映の機会があることを願う。  

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[2021.05]岸和田 仁【特集 私の好きなブラジル映画】

[2021.05]岸和田 仁【特集 私の好きなブラジル映画】

選・文●岸和田 仁 本エントリーは、5/26(水)からは、有料定期購読会員の方が読める記事になります。定期購読はこちらから。  シネマ・ノーヴォにコミットした映画人の戦列に最若年者として参加したのがカカー・ヂエゲスであったが、1999年の月刊誌記事で「僕は世界を考えている映画人だ。僕は君たちが土曜日の夜にでもヒマを潰すための映画を作るのではない」と語っていた。初来日した同監督に、筆者が直接インタビューした時(2003年)も、「今も僕の考えは変わっていない。世界のこともブラ

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[2021.05]圷 滋夫【特集 私の好きなブラジル映画】

[2021.05]圷 滋夫【特集 私の好きなブラジル映画】

選・文●圷 滋夫(あくつしげお/映画・音楽ライター) 本エントリーは、5/26(水)からは、有料定期購読会員の方が読める記事になります。定期購読はこちらから。  日本で “ブラジル映画” と言えば、まず『セントラル・ステーション』(98)や『シティ・オブ・ゴッド』(02)、または『蜘蛛女のキス』(85)、音楽好きならブラジルが世界に誇る巨匠たちのドキュメンタリー『ジョアン・ジルベルトを探して』(18)、『アントニオ・カルロス・ジョビン』(12)、『ヴィニシウス 愛とボサノ

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[2021.05]Willie Whopper【特集 私の好きなブラジル映画】

[2021.05]Willie Whopper【特集 私の好きなブラジル映画】

選・文●Willie Whopper 本エントリーは、5/26(水)からは、有料定期購読会員の方が読める記事になります。定期購読はこちらから。  ブラジル映画といえば近年も魅力的な作品が数多く上映されていますが、個人的には軍事政権下時代に表現の自由が抑圧された中で制作された作品に良作が多いように思います。MPBと同じく検閲に掛からないよう如何に表現するのか? そこに美学を感じます。ここではあくまで個人的なオススメ3作を紹介致します。これまた名作の『ガブリエラ』や日本人移

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[2021.05]岡村 淳【特集 私の好きなブラジル映画】

[2021.05]岡村 淳【特集 私の好きなブラジル映画】

選・文●岡村 淳  本エントリーは、5/26(水)からは、有料定期購読会員の方が読める記事になります。定期購読はこちらから。  ブラジル国内で公開される国産映画の数は、パンデミック前年の2019年で327本。南米最大の都市サンパウロで暮らしていても、その大半の公開も存在も知り得ない状況だ。ブラジル映画の特徴として、サンパウロやリオのような巨大都市に限らず、各地に大都市に勝るとも劣らぬ製作陣が揃っていることがある。地元の州政府や銀行のサポートを得て、仕上げは欧米で行なう作

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