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[2021.07]【太平洋諸島のグルーヴィーなサウンドスケープ⑫】 アウ ’au が鳴く―ソロモン諸島アレアレ地域のパンパイプのサウンドスケープ―
文●小西 潤子(沖縄県立芸術大学教授)
ソロモン諸島国って、聞いたことがあるでしょうか? 1978年イギリスから独立した島嶼国で、日本から南に約6,000㎞、パプアニューギニアの東にある約2,500の島々からなります。ソロモン諸島という名称は、1568年お宝を求めてやってきたスペイン人探検家のアルバロ・デ・メンダーニャ・デ・ネイラ Alvaro de Mendagna de Neira(154
あの日のすべてが空しいものだとそれは誰にも言えない ⎯⎯ 加藤登紀子コンサート「時には昔の話を」配信中!
7月18日に、渋谷オーチャードホールで行われた加藤登紀子さんのコンサート「時には昔の話を」が、配信中です。視聴期間は、7月31日(土)まで!!!
文●花田勝暁(ラティーナ編集部)
写真●山本倫子
第一次世界大戦が終わった後の1920年代のヨーロッパを舞台にした宮崎駿監督のアニメーション映画『紅の豚』のラストテーマとして取り上げられた名曲「時には昔の話を」をタイトルに冠したコンサートのテーマ
[2021.07]【連載シコ・ブアルキの作品との出会い⑤】本当にあった話ではないけれど — シコ・ブアルキ作《Maninha》
文と歌詞対訳●中村 安志 texto e tradução por Yasushi Nakamura
本エントリーは、8/4(水)からは、有料定期購読会員の方が読める記事になります。定期購読はこちらから。
お知らせ●中村安志氏の執筆による好評連載「アントニオ・カルロス・ジョビンの作品との出会い」についても、今後も素晴らしい記事が続きますが、今回からまた、一旦、この連載「シコ・ブアルキの作品との
[2021.07]ドキュメンタリー映画『カポエイラ・イルミナーダ』オンライン上映!
文●脇さやか
8月3日はブラジルは「カポエィリスタの日」。この日を記念して、歴史的なカポエイラマスターの一人、メストレ・ビンバのドキュメンタリー映画『カポエイラ・イルミナーダ』を日本語字幕でオンライン上映します。(イベントページはこちら)
様々な映画やPVの中でも観る機会の多くなったブラジルの格闘術「カポエイラ」。ビリンバウの音色に乗せて、「ジンガ」と呼ばれるステップを踏みながら蹴りを繰り
[2021.07]連載 アントニオ・カルロス・ジョビンの作品との出会い④〜数学の授業
文と訳詞●中村 安志 texto e tradução por Yasushi Nakamura
お知らせ●中村安志氏の執筆による好評連載「シコ・ブアルキの作品と出会い」についても、今後素晴らしい記事が続きますが、今は一旦、この新連載の方を掲載しています。今後は、何回かずつ交互に掲載して行きます。両連載とも、まだまだ凄い話が続きます。乞うご期待!!!(編集部)
本エントリーは、7/28(水)か
[2021.07]【沖縄・奄美の島々を彩る歌と踊り12】 沖縄の木遣り歌 「国頭サバクイ」
文:久万田晋(くまだ・すすむ 沖縄県立芸術大学・教授)
沖縄の民謡の目立った特徴として、労働歌、作業歌が少ないということがある。日本本土の民謡なら、たとえば田植唄、田草取り唄、麦刈唄、麦搗唄、糸紡ぎ唄、地曳網唄、馬追唄、杭打唄…… というように、ありとあらゆる仕事、作業の工程に関わる民謡が存在する。その裾野の広がりを明らかにすることは、これまでの日本民謡研究の重要な目的のひとつでもあった。とこ