世界の音楽情報誌「ラティーナ」
「みんな違って、みんないい!」広い世界の多様な音楽を紹介してきた世界の音楽情報誌「ラティーナ」がweb版に生まれ変わります。 あなたの生活を世界中の多様な音楽で彩るために、これからはこちらから情報を発信していきます。
[2024.10]ブラジル人ピアニストヒカルド・バセラールと、歌手レイラ・ピニェイロがジョアン・ドナートに捧げるアルバムをリリース!〜ドナートが亡くなる前に遺した未発表曲も収録〜
ブラジル人ピアニスト/作曲家/音楽プロデューサーのヒカルド・バセラール(Ricardo Bacelar)が、歌手のレイラ・ピニェイロ(Leila Pinheiro)とタッグを組んで制作したアルバム『Donato』がリリースされた。配信も9/27から始まっている。 アルバムタイトルからわかるように、本作はブラジルの音楽家で昨年7月に亡くなったジョアン・ドナートの楽曲が新たな解釈で収録されている。生きていれば、今年の8月17日で90歳の誕生日を迎えるはずだった。 本作の
[2024.10]ブラジルを代表するクラシック音楽の新世代ピアニスト、クリスティアン・ブドゥ〜11月に初来日ツアーを実施!
文●編集部 クラシック音楽の新世代のビッグネームの一員としてブラジルを代表するピアニスト、クリスティアン・ブドゥが11月に初めての来日ツアーを実施する。 2013年スイスで行われた第25回クララ・ハスキル国際ピアノコンクールでブラジル人として初めて優勝し、さらに聴衆賞を含む二つの特別賞を受賞した。専門メディアからも過去30年間で最大の快挙だと評価され、2021年に77歳で亡くなったピアニスト、ネルソン・フレイレも生前最後のインタビューで「ブドゥが自分の後継者になるだろ
[2024.10]最新ワールドミュージック・チャート紹介【Transglobal World Music Chart】2024年10月|20位→1位まで【聴きながら読めます!】
e-magazine LATINA編集部がワールドミュージック・チャート「Transglobal World Music Chart」にランクインした作品を1言解説しながら紹介します! ── ワールドミュージックへの愛と敬意を込めて。20位から1位まで一気に紹介します。 20位 Carla Pires · VaiVemレーベル:Ocarina [-] 19位 Lemon Bucket Orkestra · Cuckooレーベル:Lemon Bucket Orkestra
Web版 2024年10月
2024年10月に新規にアップした記事のみが収められているマガジンです。こちらでアーカイブ記事は読めませんので、アーカイブ記事も購読するには定期購読マガジンの「ラティーナ」(月額900円)の方をご購入ください。 (※デジタル定期購読している方は、e-magazine LATINA内の全ての記事が読めます。このマガジンを「目次」と考えてください)
[2024.10]ブラジル人ピアニストヒカルド・バセラールと、歌手レイラ・ピニェイロがジョアン・ドナートに捧げるアルバムをリリース!〜ドナートが亡くなる前に遺した未発表曲も収録〜
ブラジル人ピアニスト/作曲家/音楽プロデューサーのヒカルド・バセラール(Ricardo Bacelar)が、歌手のレイラ・ピニェイロ(Leila Pinheiro)とタッグを組んで制作したアルバム『Donato』がリリースされた。配信も9/27から始まっている。 アルバムタイトルからわかるように、本作はブラジルの音楽家で昨年7月に亡くなったジョアン・ドナートの楽曲が新たな解釈で収録されている。生きていれば、今年の8月17日で90歳の誕生日を迎えるはずだった。 本作の
[2024.10]ブラジルを代表するクラシック音楽の新世代ピアニスト、クリスティアン・ブドゥ〜11月に初来日ツアーを実施!
文●編集部 クラシック音楽の新世代のビッグネームの一員としてブラジルを代表するピアニスト、クリスティアン・ブドゥが11月に初めての来日ツアーを実施する。 2013年スイスで行われた第25回クララ・ハスキル国際ピアノコンクールでブラジル人として初めて優勝し、さらに聴衆賞を含む二つの特別賞を受賞した。専門メディアからも過去30年間で最大の快挙だと評価され、2021年に77歳で亡くなったピアニスト、ネルソン・フレイレも生前最後のインタビューで「ブドゥが自分の後継者になるだろ
[2024.10]最新ワールドミュージック・チャート紹介【Transglobal World Music Chart】2024年10月|20位→1位まで【聴きながら読めます!】
e-magazine LATINA編集部がワールドミュージック・チャート「Transglobal World Music Chart」にランクインした作品を1言解説しながら紹介します! ── ワールドミュージックへの愛と敬意を込めて。20位から1位まで一気に紹介します。 20位 Carla Pires · VaiVemレーベル:Ocarina [-] 19位 Lemon Bucket Orkestra · Cuckooレーベル:Lemon Bucket Orkestra
[2024.10]【映画評】『ECMレコード サウンズ&サイレンス』〜創立55周年を迎えた名門レーベルの “静寂の次に美しい音楽” が生まれる瞬間
創立55周年を迎えた名門レーベルの “静寂の次に美しい音楽” が生まれる瞬間 文●圷 滋夫(映画・音楽ライター) シンプルなインテリアの美しい白い部屋で、一人椅子に座り、物憂げに俯く精悍な顔つきの男。マンフレート・アイヒャー、1943年生まれのドイツ人、1969年に創立され今年55周年を迎えるECMレコードの主宰者だ。ECMは音楽的にはジャズを中心としながら現代音楽や民族音楽を取り込んだものが多く、それらの要素のバランスはミュージシャン次第で、結果的に各々独自の多様なサ
Web版 2024年9月
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[2024.9]最新ワールドミュージック・チャート紹介【Transglobal World Music Chart】2024年9月|20位→1位まで【聴きながら読めます!】
e-magazine LATINA編集部がワールドミュージック・チャート「Transglobal World Music Chart」にランクインした作品を1言解説しながら紹介します! ── ワールドミュージックへの愛と敬意を込めて。20位から1位まで一気に紹介します。 20位 Carla Pires · VaiVemレーベル:Ocarina [-] 19位 Maré · Maréレーベル:Sons Vadios [-] 18位 Ali Doğan Gönültaş ·
Web版 2024年8月
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[2024.8]【境界線上の蟻(アリ)~Ants On The Border Line〜22】 『AKIRA REMIX』とそれに呼応する現在進行形の動き
文●吉本秀純 Hidesumi Yoshimoto 原作者の大友克洋が自ら監督を務めて制作され、1988年に公開された劇場版アニメーション映画『AKIRA』。第三次世界大戦を経た後の混沌とした2019年の〝ネオ東京〟を舞台に、それまでのアニメ作品とは異なるスケール感とインパクトを孕んだ内容でサブ・カルチャー全般に多大な影響を与えた『AKIRA』は、芸能山城組が手がけた音楽もまた強烈極まりないものであり、インドネシアのガムランやケチャ、ブルガリアをはじめとするヨーロッパ周縁
[2024.8]最新ワールドミュージック・チャート紹介【Transglobal World Music Chart】2024年8月|20位→1位まで【聴きながら読めます!】
e-magazine LATINA編集部がワールドミュージック・チャート「Transglobal World Music Chart」にランクインした作品を1言解説しながら紹介します! ── ワールドミュージックへの愛と敬意を込めて。20位から1位まで一気に紹介します。 20位 Bedouin Burger · Ma Li Beitレーベル:PopArabia [30] 19位 Söndörgő · Gyezzレーベル:GroundUP Music [21] 18
Web版 2024年7月
2024年7月に新規にアップした記事のみが収められているマガジンです。こちらでアーカイブ記事は読めませんので、アーカイブ記事も購読するには定期購読マガジンの「ラティーナ」(月額900円)の方をご購入ください。 (※デジタル定期購読している方は、e-magazine LATINA内の全ての記事が読めます。このマガジンを「目次」と考えてください)
[2024.7]【境界線上の蟻(アリ)~Ants On The Border Line〜21】アゼルバイジャンの改造エレキ・ギター界の重鎮、レフマン・メンメドリ
文●吉本秀純 Hidesumi Yoshimoto カスピ海の西岸に位置し、ロシア、イラン、アルメニア、ジョージアと国境を接するアゼルバイジャン共和国は、人口の9割以上をテュルク系が占め、宗教においてはイスラム教(国民の70%がシーア派で25%がスンニ派)、文化的にはアゼルバイジャン人が数多く居住するイランとの結びつきが強く、旧ソ連圏の国々の中でもとりわけイスラム圏からの影響を歴史的に強く受けてきた。音楽においては、同国を代表する古典音楽=ムガームの現代最高の歌い手である
[2024.7]キューバ人ミュージシャンの実話に基づいた映画『マンボマン』〜キューバ革命記念日の7/26(金)より配信開始!
文⚫︎太田亜紀 texto por Aki Ota 『マンボマン』は、UKを拠点にラテン音楽をプロデュースするインデペンデント系レーベル、TUMI MUSICの代表モ・フィニと著名なキューバ人作曲家、エデシオ・アレハンドロが共同で監督を務めた映画。両監督にとってこれが初の長編作品となった。 モ・フィニ監督は30年以上前からキューバ音楽の普及に従事し、アフロ・キューバン・オールスターズ、オマーラ・ポルトゥオンド、エリアデス・オチョア、カンディド・ファブレ、ジューサといった
[2024.7]最新ワールドミュージック・チャート紹介【Transglobal World Music Chart】2024年7月|20位→1位まで【聴きながら読めます!】
e-magazine LATINA編集部がワールドミュージック・チャート「Transglobal World Music Chart」にランクインした作品を1言解説しながら紹介します! ── ワールドミュージックへの愛と敬意を込めて。20位から1位まで一気に紹介します。 20位 V.A. · Congo Funk! Sound Madness from the Shores of the Mighty Congo River (Kinshasa / Brazzaville
[2024.7]アルゼンチンギター音楽の新たな指標〜カルロス・モスカルディーニ 25年ぶりに来日、初のソロツアー開催!
文:森井ヒデ 近年、アルゼンチンはギター音楽を中心とした新たな音楽的スタンダードを確立しつつあるように思える。ソロギターでは、フアン・ファルーは未だ衰え知らずの活動を行ない、キケ・シネシ、リカルド・モヤーノ、ギジェルモ・リソットらの音楽は日本に浸透してきている。すこし範囲を広げると、ACA SECA TRIOのヴォーカルであるフアン・キンテーロがギターの名手でもあるのは周知の事実だし、カルロス・アギーレは近年ギター5重奏団のアルバムをリリースした。 しかし上記に挙げたギタ